まぁ……四家の純血の吸血鬼がやってきたことを、組織化にして、人間又は吸血鬼を守っていこうということだ。
「しかもこの件は俺が提案したから、総責任者は俺になっちゃったんだよね。他の純血は幹部という形になったんだ」
「…じゃあ、もし犯罪者がいたらどこの監視塔に連れていかれるわけ?」
「どうだろうね…もし、犯罪者がいたとしても、今までのようにはいかないからね」
どういうこと?とクラウスは俺に目で訴えてくる。
大丈夫、ちゃんと話すから。
「今まで罪を犯した者は10年間、監視塔に閉じ込めて反省しているようだったら、もう一度チャンスを与えて、外の世界に戻す。……だけどね、やっぱり再び罪を犯してしまう者が半分以上なんだ」


