捕えられた吸血鬼







「…セーファスって、ちゃんとまともなこと言うんだね」



「クラウスって本当失礼だよね」



相変わらず、クラウスは俺に対しての態度が酷い。


クラウスは俺のこと、どんな風に見ているのだろうか。



そう思いながら俺は懐から紙を取り出して、クラウスに見せる。




「何これ」



「この前、俺が言ったこと覚えてる?巡回の仕事以外にも‘‘他にやること”がある話」



クラウスはすぐ隠し事すると怒っていたけど。



「ああ…あれね」



「え、もう忘れていたの?」



「うん、昨年の話だし、興味なかったから」



ずばっというクラウス。
相変わらず切れ味がいいね。