捕えられた吸血鬼






…もしかして、



「セーファス司令官は…その…シンディさんに好意を…持っていたんですか?」



思っていることをそのままセーファス司令官に聞くと、彼はパチパチと目を瞬きした後、くすっと笑う。



「うん、そうだよ。好きだったよ、人間である彼女のこと」



まさか、鈍感なアメリアに気づかれるなんてね。とセーファス司令官はくすくすと笑う。



鈍感って…一言多い。




「…まぁ、クラウスも気づいていたんじゃないかな?本人は何も言わなかったけど」



「セーファス司令官はシンディさんと…どうなりたい…とか、なかったんですか?」



「どう…というのは、結婚したいとかそういうの?」



「…はい」