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「…そこで、クラウスの父親はクォーターの吸血鬼であることがわかったんだ」
セーファス司令官はコーヒーを頼み、優雅にコーヒーカップを口に運ぶ。
「先程、セーファス司令官が言っていた‘‘ある人の頼み”って…シンディさんのことですか?」
確かに…あれからかなりの時間が経っている。
普通に考えたら…人間であるシンディさんはもう…この世にはいないー…
「そうだね。俺に頼み事をするのは、この世でシンディだけだよ」
いつもにこにこと笑っていて、本心が見えないセーファス司令官だけど、シンディさんの話をしていると、心なしかかなり嬉しそうな表情を見せる。


