さすが純血って…
まぁ…同族なのかは、見た目や雰囲気でわかるけど。
「クラウスの父親……その吸血鬼なんだけど、どうやらシンディに好意があったようで、シンディに一生懸命アプローチをしていたらしいんだ」
だけど、シンディには他に好きな人がいた。
だからその吸血鬼の気持ちに応えられなかった。
シンディは自分の気持ちを正直に、その吸血鬼に伝えたんだ。
他に好きな人がいます。って。
そしたら、その吸血鬼は逆上してシンディを襲ったんだ。
その日は運悪く周りには誰もいなく、助けを求めたくても求められない。
そして、その吸血鬼は体だけではなく、シンディの血まで奪っていった。
そこで、シンディの血を嗅ぎつけた純血の吸血鬼がやってきて、その吸血鬼を捕まえる。
シンディはかなりの血を奪われており、瀕死の状態で病院へ運ばれた。
一命はとりとめたものの、男に対する恐怖心は拭えなかった。
自分の好きな人でさえ、恐怖で埋め尽くされていた。


