捕えられた吸血鬼







「その前に一つだけ」



「なに」



「シンディはちゃんとクラウスのこと、愛してるからね」



「……はぁ!?」



何急に言い出してんの!?と顔を赤らめて、恥ずかしそうに目をそらすクラウス。



いつも生意気なクラウスが照れるなんて……
可愛いところもあるんだね。



「じゃあ本題入ろうか。まず、クラウスの父親なんだけど…吸血鬼だったよ」




「ヴァンパイア…」



クラウスは驚くどころか、納得している様子だった。



そりゃそうだろうね。
何せ、さっきまで発作起こしていたし、予想はしていたからね。



「でも、吸血鬼といってもハーフなのか、クォーターなのか、またそれ以外なのかは詳しく調べてみないとわからないよ。ああ…でも唯一わかるのは純血じゃないってこと」



「そんな雰囲気出していないから?」



「それもあるけど…大体純血の吸血鬼は顔知っているからね」



「さすが純血」