「…だから、何処かに行っちゃやだ。もし…セーファスが何処かにいなくなっちゃったら、探しに行くからね」
クラウスも巻き沿いにして。とシンディは顔を上げて、俺に脅し文句を言い放つ。
そんなシンディの言葉に俺は思わず笑ってしまう。
さすが…シンディ。
「勝手にいなくならないよ。ちゃんとシンディの許可がないと」
「そうよ。私の許可がないと、セーファスに自由はないんだから」
自由がない。
つまり、シンディによる束縛…と言ったらいいのかな。
人間が純血の自由を奪うって、中々聞かない話だけど。
でも…シンディなら悪くない。
むしろ、嬉しい気持ちでいっぱいだ。


