「ねぇ、クラウス」
「なに」
「もし、父親のこと知れることができたら…どうする?」
「別に。どうもしないよ。ただふーんと思うだけで……あと、自分がどんな存在なのか知れるチャンスだなって思う」
「なるほどね」
あとで、セオにも頼んでみよう。
あの子は優秀だからね。
「もしかして、セーファスが調べてくれるの?」
「結果はどう出るかわからないけどね」
「ふーん…純血ってそんなことできるんだね」
「…純血って…」
「セーファスは純血のヴァンパイアでしょ。さっき質問した時、否定しなかったし」
クラウスの言葉に苦笑する自分。
本当…この子はよく人のこと見ているよ。


