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シンディと知り合って数日後。
シンディは近所の病院にて男児を出産し、名前は‘‘クラウス”と名付けられた。
クラウスはすくすくと育っていき、気がつけば11年経っていた。
「あ、またセーファスが来た」
いつものようにシンディの家に訪れれば、11歳になったクラウスが出迎えてくれる。
…いや、鉢合わせたのか。
「いい大人がほぼ毎日来て、暇なの?」
「うーん…そうかもね」
実際に言うと、毎日シンディに会いたいから、無理矢理時間を作って来てるんだけどね。
どうしても無理な時は諦めているけど。
その時、奥の方からシンディが姿を現す。
「あ、セーファス。今日も来てくれたのね」
「セーファスはいつも暇人らしいよ」
「こら、クラウス。セーファスは忙しい中来てもらっているんだよ」
「いいよ、シンディ。実際に暇人だから」
どうせ毎日大した用事じゃないし、やる気さえあればすぐに終わるものだし。


