警察本拠地では、吸血鬼に関しての資料が保管されてるんだ。
吸血鬼用の薬だって、警察本拠地で作られている。
…警察本拠地は、吸血鬼の為の物が沢山あるのに、どうして吸血鬼討伐隊が存在するのだろうか。
それに…
「……セーファス司令官はどうして、この話を?」
アテにならないのなら、話さなければいいのに…
なのに、どうして話す必要があったのだろうか。
「うーん…そうだね。もし、アメリアが今後もクラウスのそばにいるのなら、覚悟が必要だから…かな?」
「…覚悟…」
「俺たち純血は他の吸血鬼よりも長い年月を生きる。必然的にワンエースであるクラウスの方が先にいなくなるんだ。だから…ずっとクラウスといるなら……近々覚悟を決めていた方がいいよ」
それに…クラウスも薄々気づいていると思うんだよね。
自分のことだし。
だから、自分が怪我しても、発作を起こしても知らん顔して、そのまま放置。
もしかしたら、このまま死んでもいいとか思っているかもね。
とセーファス司令官はフォークを皿の上に置く。


