捕えられた吸血鬼







「さてと」



セーファス司令官は食べかけのカルボナーラの皿の上にフォークを置く。




「ねぇ、アメリア。昔話、聞きたい?」



「え?」



「ずっと気になっていたよね。俺とクラウス、そしてガリアとの関係」




セーファス司令官は頬杖をつく。



…そりゃ…気になるよ…
三人はどういう関係なんだろう…とか。



「前にクラウスにセーファス司令官との関係を聞きました。本人からはただの上司と部下の関係だって…」




先週、クラウスはセーファス司令官のこと‘‘司令官”と呼んでいたのに、今日は呼び捨てだった。



ただの上司と部下の関係だったら、呼び捨てなんてしないと思う。



しかも…上司に向かって…