捕えられた吸血鬼







「だけど、血を貰うのはアメリアじゃない。あとでコーネリアから貰うから」




「…え?」



「別に…少しだけの間なら発作ぐらい我慢できるし。コーネリアが目を覚ますまでの辛抱だし」




私の…じゃなくて、コーネリアから貰うんだ。


そりゃ…私は純血だから、人間であるコーネリアに貰った方がいいんだろうけど…


でも…何だか、複雑…





「アメリア、本気にしない方がいいよ」



「え?」



急に話を入ってきたのは、セーファス司令官。

セーファス司令官の後ろには倒れているガリアを発見する。



ここから見てもかなり負傷しているようだ。
……本当に罰を下したんだ。



知り合いでも、セーファス司令官は容赦しないんだ。




「…セーファス…」



「クラウス。残念だけど、コーネリアに能力を使ったから、早くても半日は起きないよ」



「…能力?」