捕えられた吸血鬼








「俺とお前では…違うんだよ…」




何が違うの?
助けたい気持ちは…一緒じゃないの?




あまりにも頑固すぎるクラウスにイラっときた。



クラウスがその気なら…私だって…



私はクラウスをその場に押し倒す。
いくら弱っているからと言って、男相手に力で敵うわけがないのはわかっている。




でも…この方法しか思いつかない。



「ば…っ!なにやってんだよ!そこを、どけ!」



「嫌!」



絶対に退かない。
クラウスが血を飲んでくれるまで、ここから動かない。




「お前…そこから、退かない…んなら…」



クラウスは持っていた銃を私のお腹に突き立てる。