捕えられた吸血鬼







「…うそ、つけ……あんたは最初から、予想していた…はず、だ。……じゃなかったら…さっさと、勝負を止めて…いたはず、だ…」




「もうークラウスってば、冷たい」



そういうことにしておいてよ。と言うセーファス司令官に、私はこの人の本心はどれなんだろうと少し怖くなる。



警察本拠地の時もそうだったけど…
この人は何を考えているのか、わからない…




すると、今まで放置されていたガリアが痺れを切らす。




「いつまでペラペラと話してるんだ!」



「ちょっと待ってよ、ガリア。まだクラウスと話していたいんだけど」




「…っ、あんたはいつもそうだ…何でもかんでもクラウスを優先しやがって…っ純血に近いと呼ばれている俺よりも人間に近いクラウスばかり…」




え、なにそれ…キモい…んだけど…とクラウスはボソッと呟く。



私もガリアの話に言葉をなくす。
だって…今のガリアの言葉って…