捕えられた吸血鬼







「アメリア、クラウスのそばにいてあげて」




「…はい」



セーファス司令官の言葉に頷き、私はクラウスの元へ向かう。



セーファス司令官は私にクラウスを預けた後、ガリアと向き合う。



「さて、ガリア。ちょっと話そうか」



「…俺には話すことなんてない。今はクラウスと勝負してるんだ。邪魔するな」



「あんな一方的なのに?しかも俺の部下まで使って……そんなにクラウスが憎い?殺したい?」



「ああ…殺したいね」




ガリアはそう言って、セーファス司令官に向けて殺気を放ち、睨みつける。




凄まじい殺気に普通の人なら思わず怯んでしまうだろう。



しかし、純血であるセーファス司令官には通用するわけがなく……