「…まぁ、簡単に言えば、ガリアを呼び寄せる為にクラウスたちを囮にして、俺は後ろから様子を見ていた…かな」
「…かな…じゃねぇ、よ…おとり…って…」
「ごめんね、クラウス。そうでもしないと、ガリアは出てこないから。何故か俺、避けられているみたいだったし」
「…っざけんな…」
クラウスは辛そうな表情でセーファス司令官を思いっきり睨みつけるが、足元がフラつき、セーファス司令官に抱きかかえられる。
「クラウスは無理しすぎだよ。少しは周りに甘えなさい」
「…誰のせい、だよ…っそれに、あんただけは…ごめんだ…」
「そんな悲しいこと言わないでよ」
セーファス司令官はクラウスにそう言った後に私の方へ振り向き、手招きをする。


