捕えられた吸血鬼







質問した人物はそっか…と言って、ノーマンのそばにコーネリアを寝かす。




「じゃあ、ノーマン。もう少し頑張って」



ノーマンに微笑みを浮かべた後、クラウスたちに視線を向ける。



今までニコニコとしていた人物は、鋭い目つきで凄まじい殺気を放つ。



自分に向けられていないはずなのに……思わず身体が震えてしまう…




「久しぶりだね、ガリア。暫く見かけない間に狡賢くなっちゃって」




「おま….っ、セーファス…」



そう…突然現れた人物は、クラウスたちの上司であるセーファス司令官。

そして…純血の吸血鬼。



ガリアとも…知り合いだったんだ。




「…な、んで…お前が…いるんだよ…」



クラウスがセーファス司令官にそう尋ねると、彼はこつこつと二人の方へ近づいて行く。