捕えられた吸血鬼






コーネリアの様子を伺う。


また、発砲してくるかもしれない。
その隙に…銃を奪って…



作戦を考えていると、コーネリアは私からガリアとクラウスの方へ視線を向ける。



そして銃を構えると、躊躇いなく発砲する。



狙った人物は……クラウスだった。




クラウスもそんな予想をしているはずもなく、銃弾は背中に命中する。




「クラウス!?」



クラウスの方へ駆け寄ろうとするが、コーネリアがばっと私の方へ銃を向ける。



これでは…身動きがとれず、クラウスのところへ行けない…



「…ぐ…っ」



背中へ命中したにも関わらず、クラウスは倒れずにガリアを睨みつける。