捕えられた吸血鬼







その時、コーネリアは私に一発撃ち、私は持ち前の身体能力で避けることができた。



…しかし、銃声を聞いたクラウスがこちらに振り向き、気を取られている隙に、ガリアから剣で斬りつけられる。




「…っぐ…」




クラウスはよろけながらも、その場で踏み止まるが、白い制服は徐々に赤く染まっていく。




「余所見するなんて…随分余裕があるんだね」



クラウスは息遣いが荒くなりながらも舌打ちをし、銃を構え、ガリアへ向ける。



ガリアはとても嬉しそうに剣を構える。



「そう!その顔が見たかったんだ!いつも余裕な顔でいるその表情を崩したかったんだ!」



あははははっと笑いが止まらないガリア。


どうしよう…
あのクラウスさえ、ケガを負ってしまった…


しかもそのケガは私たちのせいだ。


ノーマンだって…刺されてしまった…



一刻も早くコーネリアをどうにかしないと…