捕えられた吸血鬼







「クラウス!?」




クラウスを止めようと二人の元へ行こうとするが、ノーマンに妨げられる。



「ダメだよ、アメリア。手を出したら」



「で、でも…」



だって…クラウスが吸血鬼だとしても、相手は純血に近い吸血鬼…



いくらクラウスが強いからって、こんな戦い…勝ち目ないよ。



「…たとえ、俺らが手出ししたとしても、足手まといになるだけだよ」



「……そう、だけど」



「それに…クラウスは強いよ。だから、信じて見守ろうよ」



ノーマンは私に優しい笑みを浮かべて、そう言った。


……そうだよね、クラウスは強い。
今までも吸血鬼と戦ってきたんだもんね。


だから……クラウスを信じる。



「うん…そうだね」



ノーマンの言葉に頷き、クラウスとガリアの戦いを見守る。