捕えられた吸血鬼






「…違う、全然そんなこと思ってない」




「嘘言わないで!」




コーネリアは私に殺気を放ち、銃を構えたまま、私の方へ歩み寄る。





すると、クラウスとノーマンがコーネリアから守るように私の前に立ち塞がる。




「クラウス!?ノーマン!?」




コーネリアは二人の行動が信じられなくて、二人の名前を呼ぶ。



私も…なんでノーマンが守ってくれるのかがわからない。



だって…ノーマンは私のこと吸血鬼だなんて…知らなかったはずなのに…




「……ごめん、コーネリア。俺、知ってたんだ…アメリアが純血のヴァンパイアだってこと」



「…え?」



…ノーマンは知っていた…?


なんで?
だって、ノーマンは人間…でしょ?


人間は純血の吸血鬼の雰囲気に気付けないはずなのに…