捕えられた吸血鬼







楽そうに話すガリア。




そんなガリアに私は不安が押し寄せる。



朝からクラウスのあとをついて行ったって……


じゃあ、ガリアは…




「昨日は気づかなかったなぁ…あんなに近くにいたのに…一体どんな細工をしていたんですか?」




ガリアは私に向けて質問してくる。



やっぱり…ガリアは気づいている…
私のこと…




「…何言ってんの?」



クラウスは怪訝そうな表情でガリアを睨みつける。



そんなクラウスにガリアは首を傾げる。




「まさか、気づいてないの?……いや、そんなわけないか。お前が気づかないはずがない」




吸血鬼に敏感なお前が。と言うガリアにクラウスは更に睨みつける。



ガリアは楽そうにクスクスと笑う。



「じゃあ、はっきり言おっか。お前の後ろで匿っているその女性……アメリア様は純血の吸血鬼だってこと。知った時は驚いたー」