捕えられた吸血鬼







「ファリス・パーキンスは一ヶ月前から行方不明。…まぁ、予測通りもうこの世にはいないけどね。でもここからが本番」




空を見上げていたクラウスは前へと歩き出し、私たちも彼のあとをついていく。




「彼の職場の話だと、ファリス・パーキンスは平日に彼女と会うため、嬉しそうに帰った。だけど、シアン・ネイラーは会っていないと言った。それどころか一部記憶喪失」



「……それが?」



ノーマンは首を傾げ、私もコーネリアも頭が?で埋め尽くされている。



だって…今のクラウスの説明は、さっきまで張本人から聞いてるから、知っている。



でも、なんでそれが吸血鬼と関わりが…?