捕えられた吸血鬼







「ちょ…っ、クラウスどういうことなの!?」



今まで黙っていたコーネリアがクラウスに尋ねる。



さっきまで顔色悪かったのに…
体調よくなったのかな…?



私はコーネリアのこと心配しながら、クラウスの言葉を待つ。




「…さっきの話でわかったんだ。この事件の真相。……思った通り、ヴァンパイアが関わっていた」




「…え?」



いち早く反応した私。


本当に……吸血鬼が関わっていたなんて…



クラウスはその場に立ち尽くし、空を見上げながら、この事件について説明する。



私もクラウスにつられて空を見上げる。



あんなに明るかった青空が、オレンジに染まり、向こうから闇が迫ってくる。