捕えられた吸血鬼







「じゃあ、ノーマンよろしく」



「…やっぱり俺なの?」



「ノーマン以外に誰がいんの?しかもノーマンの大好きな女だよ」



「…まぁ、そうだけど」



これが仕事じゃなかったらなぁ…と呟きながら、ノーマンはシアンさんの家のベルを鳴らす。




暫くしてシアンさんが顔を覗かせる。



「…はい。あ、先ほどの警察の方…」



「何度もすみません。ちょっと確認したいことがあって…」



ノーマンは言葉を続けようとすると、シアンさんは勢いよくノーマンにしがみつく。



「ファリス、見つかったんですか!?」



「ちょ…っ!?待ってください!シアンさん落ち着いて…!」




朝と同じパターンの光景。


ノーマンは必死にシアンさんを落ち着かせ、本題に戻る。