ファリス・パーキンスは印刷会社に勤めていたとさっき通信機で調べた。
その印刷会社からこの家まで約5分。
たった5分の距離で事件に巻き込まれたとでもいうのか。
…もし、そうだとしたら運のない男だ。
机の上に散らばっている紙を手にとる。
しかし、全て何かの広告のようで、大した手掛かりはなし。
まぁ、最初からこの家に関してはアテにしていなかった。
本当はみんなで印刷会社に行ってもよかった。
だけど、なんでわざわざ俺がこの提案をしたのか。
それは……一時的にアメリアと離れるため。
俺がいない間にまた変な事件に巻き込まれないように、見張りとしてノーマンと組ませた。


