捕えられた吸血鬼







「…あのさ」




早くもコーヒーを飲み終えたクラウスが言葉を発する。



「今からはさ、二グループで捜査しない?そっちの方が手っ取り早いし」




ファリス・パーキンスの自宅と彼が勤めていた職場の捜査。とクラウスは提案する。




「因みにペアは俺とコーネリア。ノーマンはアメリアと」




「…え」



「え、私クラウスとペアなの!?」



嬉しいと喜び、声を上げるコーネリア。



それとは逆に言葉が出ない私。



だって…クラウスがコーネリアを選んだことがショック…だった。



今までクラウスは私と一緒だったのに…



なのに…今回は離れ離れだなんて…




「…で、場所は俺たちが家、ノーマンたちは職場を捜査して」



「俺は別にいいけど…クラウス、本当にいいの?」



ノーマンは私の様子を見ながらクラウスに言うが、彼は縦に頷く。