捕えられた吸血鬼







「ねぇ、クラウスもそう思うでしょ」



コーネリアはクラウスに同意を求めようと、彼に視線を向ける。



すると、コーネリアは何かに気づいたのか、険しい表情になる。




「…クラウス、どうしたのココ。切れてるよ?」



コーネリアは自分の首元を使い、怪我している部分を指差しクラウスに尋ねる。




…そこの部分はそう……さっきクラウスが自分でナイフを使って切った場所…




「あ…これ?いつのまにか切れていたみたいなんだよね」




クラウスは怪我している部分を摩りながらコーネリアにそう嘘をつく。



…まぁ、本当のこと言えないもんね。




「クラウスがドジるなんて珍しい…」



コーネリアがそう呟く。





それから少しして、注文していた物が運ばれてくる。



そしてみんなで甘い物(クラウスはコーヒー)を口にしながら、一時まったりとした時間を過ごす。