「じゃあ食事が来るまで、ファリスさんについて話し合おうか」
ノーマンはテーブルの隅にメニュー表を立て、今後について話し合う。
「行方知らずになったのは一ヶ月前。母親に連絡がなくなったのも同じ時期」
ノーマンはシアンさんの言葉と依頼人であるファリスさんの母親の言葉を思い出しながら、そう言葉を発する。
コーネリアはクラウスに視線を向ける。
「ねぇ、シアンさんだけじゃなく職場の人にも聞きに行こうよ。もしかしたら、手掛かりがあるかもだよ」
「…まぁ、そうだな」
「それを言うならファリスさんの家も調べるべきじゃない?」
ノーマンがそう言うとコーネリアは不満そうな表情を見せる。
「もしファリスさんが急に襲われて死んだとしたら、意味なくない?」
「念の為だよ。それに被害者の家を捜査するのって基本中の基本でしょ」
「……ノーマン嫌い」
ノーマンに向かって舌打ちをするコーネリア。
何だか…ノーマン可哀想。


