クラウスの言葉にコクリと頷けば、クラウスはまたため息を吐く。
「…やっぱりバカなことじゃん」
「なんで…っ」
「もし、そんな理由でアメリアが死んだとしても…現状は変わらない」
「…っ、でも…一人吸血鬼が減るだけだから…きっと変わー…」
変わると言おうとしたら、クラウスに頬をつねられる。
しかも力入ってるし…
かなり痛い。
「クラウス…っ」
「お人好しのヴァンパイアが消えても、悪事を働くヴァンパイアは消えない。だから、アメリアが消えても今事件を起こしているヴァンパイアは消えない。わかるだろ?」
で、でも……人間の幸せを奪う吸血鬼には変わりないじゃない。
そうクラウスに伝えようとすると、今度は私の頭にチョップされる。
だから…痛いって…っ


