そう頭の中で葛藤する。
こんなに苦しむくらいから、いっその事殺して欲しい。
吸血鬼全滅を目標にしてるなら、遅かれ早かれ殺される。
だから、どうせ死ぬなら今がいい。
楽になりたいー…
そう思っている時に、誰かが路地裏に入ってくる気配を感じた。
誰…?
まさか、人間?
普段ならどんな気配なのかわかるけど、今は血の事でいっぱいいっぱいのため、動く気配しか感じ取れない。
人間なら、やばい…
早くここなら離れなきゃ…
急いで立ち上がり、壁を伝いながら前へ歩き出す。
しかし、路地裏に入ってきた気配の方が早く、あっという間に追いつかれてしまう。


