「ファリスさんがいなくなったのは、いつ頃かわかりますか?」
「…多分一ヶ月前…です。毎週来ていた彼が来なくなったので…」
「一ヶ月前…ですね。何か彼に変わった様子はなかったですか?」
「特に…いつもと変わらなかったです」
「そうですか…ありがとうございます」
ノーマンは笑顔で御礼をした後に、引き返そうとするが、シアンさんに引き止められる。
「ちょっと待ってください!ファリスは?どこにいるんですか?」
「シアンさん、落ち着いてください!俺たちも探している途中なんです。……見つけ出して、シアンさんの元に連れてきます」
「本当…ですか?」
「はい、約束です」
ノーマンがそう約束すると、シアンさんは涙ぼろぼろと流し、お願いしますと頭を下げる。
そんなシアンさんを見て、絶対にファリスさんを見つけ出さなきゃって……思った。


