捕えられた吸血鬼







そして私たちはある家の前に立ち止まる。



ノーマンが家のベルを鳴らし、すぐに家の人がドアを開けてくれた。




「……はい?」



「おはようございます。警察の者ですが…」




ノーマンは優しい笑みで目の前の女性に話をする。



‘‘警察”と聞いた女性は怯えながら…小さな声ではい…と返事をする。



なんで…そんなに怯えるんだろう?
警察だから?



私は不思議に思いながら、ノーマンと女性との会話を聞く。




「シアン・ネイラーさんですよね?ちょっとお伺いしたいことがあります」




「なんで….私の名前を…」



「ファリス・パーキンスさんのことなんですが…」



「ファリス!?」



‘‘ファリス・パーキンス”の名前を出した途端に女性が大きく反応する。