捕えられた吸血鬼








そして翌日。
私は今、宿の外にいます!




「クラウス!朝なのに人が多い!」



「みんな仕事に行ってるんだよ。それと、少しはじっとしててよ」




うるさいと言わんばかりに、クラウスは私の腕を掴む。



そんな私たちにノーマンはくすくすと笑う。




「まるで犬と飼い主みたいだね。クラウス、ちゃんと女の子には優しくしなきゃ」




「犬と飼い主……ある意味合ってるかもね」




合ってない合ってない。
私は犬でもないし、クラウスも飼い主じゃない!



「そこは否定しようよ。とりあえず今はあの家に行くよ」



ノーマンは苦笑しながら、ある家を指差す。



どうやら、昨日ノーマンが気になる情報を得たらしい。


それを調べる為に、ノーマンが指差している家に訪れるとのこと。