すぐ意地悪言うんだから…と思っていると、クラウスは一度起き上がり、もそもそと布団の中に入る。
「え?クラウス自分の部屋に帰らないの?」
「面倒臭い」
クラウスは大きな欠伸をし、寝る態勢になる。
面倒臭いって…
「アメリアも早く中に入れば?って言うか、早く入れ。ようやく寝れるんだから」
クラウスは結局列車の中ではあまり寝ていないし、その後街の見回りに行っていたから、全く寝れていない状態だった。
早く寝たいのはわかるけど…
最終的に命令だし…
もっと優しい言葉はないのだろうか。
かと言って、逆らえない私はいそいそと布団の中に入る。
すると、再びクラウスから抱きしめられる。


