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「あれ?レストランに行かなかったの?」
暫くして見回りから帰ってきたクラウスたち。
クラウスは私の部屋に訪れて、ベッドに座り込む。
そして私は貰っていたお金を返し、それが全額だった為クラウスは私に問いかけてきた。
「ううん…行ったよ。そして…奢ってもらっちゃった…」
「ふーん…ちゃんと親切な人っているんだね。下のレストラン、だいぶ高いんだけどね」
「そうなの?…っていうかクラウス、行ったことあるの」
「だいぶ前に、ね。それよりもアメリアはお金の感覚も知らなかったんだ。そっかー…やっぱり常識は通用しないね」
クラウスは重い溜息を吐き、制服の上着を脱いでベッドに寝そべる。
「それもそうか。服に買いに行った時も俺に押しつけたし、料理する時も大体買い貯めてるから一緒に買い物行かないし」
まだ服のこと根に持ってる…っ
そろそろ忘れてくれないかなー…
そう思っていると、クラウスは寝そべったまま私に手招きをする。
な、に…?
大人しくクラウスに近づくと、腕を引かれてベッドにダイブし、彼に抱きしめられる。


