捕えられた吸血鬼









「あ、そういえば自己紹介がまだだったね。俺はガリアっていうんだ。キミは?」



「…アメリアです」




「アメリアね。可愛い名前だね」




にこにこと微笑む茶髪の男……ガリア。



なんだかこの人、ちょっとセーファス司令官に似てる気がする。
いや、断然セーファス司令官の方が強いけど!



あと、ちょっとノーマンにも似てる気がする…
なんとなく、だけど。




そう思いながらガリアとご飯を食べて、ちょっと他愛な話をして、レストランから出ようと席に立つ。




その時にガリアが白い紙を手に取って入り口付近に向かう。




そして店員とやり取りをし、ガリアが私を手招きをして店を出る。




……あれ?いつお金払うの?




「ねぇ、ガリア…いつお金払うの?」



「ああ、いいよ。もう払ったから」



「……え?」



いつ?
……もしかして、さっき店員とのやり取り?

ガリアの後ろ姿しか見てなかったから気づかなかった!