それから約数時間。
クラウスに苛められながら、ようやく国境を越え汽車から降りる。
結局、クラウスからセーファス司令官のこと聞いてない!
はぐらかされた!
「んじゃあ、巡回に行こうか。アメリアはちゃんと大人しくしてるんだよ」
駅から少し歩いたところにある宿屋。
一週間お世話になる。
一人ずつ部屋を割り当てられ、クラウスたちは予定通り、外に見回りに行った。
(すごいよね…私の部屋まで用意してくれてるなんて…)
もし、お腹空いたら一階にあるレストランで食事していいからとお金まで置いていった。
クラウスたち、遅くなるんだろうなー…
とりあえず、ブライアンさんに貰った薬を飲もう。
私は薬を飲みながら、窓に近づき外を眺める。
もう外が真っ暗になってきた…
あんなに明るかったのに…
王都からこの街までどれくらいかかるんだろう。
国境の向こうと言うから、どんな感じだろうと思ったけど、あまり向こうとは変わらない。


