捕えられた吸血鬼






だって…
セーファス司令官の、あの威圧感…



普通なら、ノーマンやコーネリアみたいに青ざめて言う通りにするはずなのに…



私だって…同じ純血なのに恐怖を感じた…



だけど、クラウスは慣れていた感じだった。
セーファス司令官の言葉に平然と返したりして…



クラウスとセーファス司令官はどんな関係なのかな…


本当に吸血鬼討伐隊の繋がりだけ…?



それとも、思っている以上にクラウスは肝が据わっているのだろうか。




……うーん…よく、わかんない。
クラウスに聞いたって、教えてくれないし。



じゃあ、ここはノーマンの出番かな?
ノーマンは物知りだし!



私は椅子の上で膝立ちし、後ろに座ってるノーマンに話し掛ける。



「ねっノーマン、聞きたいことがあるの」



「ちょ…っ、アメリア!?クラウスはどうした!?」



「クラウスなら寝ちゃったよ。それよりもノーマン、あのねー…」




その先を言おうとした瞬間、隣から強く腕を引かれる。




え、クラウス寝たんじゃないの!?