捕えられた吸血鬼







「クラウス、ここは一応職場なんだから、制服で来ようよ」



「面倒くさい」




「ノーマンもコーネリアも…あと少しでお昼だからと言って、まだ勤務中でしょ?早く持ち場に戻らないとね」




にこっと微笑む彼だけど、どこか従わせる感じがある。
そんな彼に対してノーマンとコーネリアは顔を青くして、早急に会議室から出て行った。




私もそんな彼が怖くて、クラウスの裾を掴み、後ろに隠れる。




「いい子だねー二人とも。ちゃんと言うこと聞くから」



「そんな空気にさせといて、よく言うね」



「クラウスはいつでも反抗期だよ、全く」




くすくす笑うセーファス司令官と呼ばれた男性。


そして、こつこつとクラウスに近づき、ひょっこりと後ろを覗く。