捕えられた吸血鬼







「ねぇ、クラウス今から時間ある?もうすぐ昼だから、一緒に何か食べに行かない?」




二人で!とコーネリアはとびっきりの笑顔で、クラウスに食事を誘う。



クラウスはさっき、コーネリアとは恋人同士じゃないとか言ってたけど…


でもコーネリアは、特別な人…なんだよね。



買い物みたいにクラウスはコーネリアと一緒に行くんだろうな…



そしたら私は結局一人で帰ることになるんだ…




道なんて覚えきれなかったから、無事に辿り着くことができるかな…



そう思ってると、クラウスはコーネリアに「悪い」と食事の誘いを断る。



え、食べに行かないの?



「なんで?いつもは一緒に行ってくれるのに!」



コーネリアも断られると思っていなかったのか、クラウスに問い詰める。



「先約があるから。ただそれだけ」




先約…
クラウス先約あったの?


じゃあ早く帰らないとまずくない?