捕えられた吸血鬼






「な、なんで貴女までいるの?部外者でしょ?」



彼女の言葉にぐさりと胸に突き刺さる。



‘‘部外者”



確かに私は部外者だ…



吸血鬼だし…
吸血鬼じゃなくても…ここに居てはいけない存在。




コーネリアの言いたいことはわかる。



「なんでいるの?どうやって入って来たのよ。クラウスの後をつけてきたわけ?」




ぐいぐいと質問攻めをしてくるコーネリア。



ちょっ…、待って!

質問に答えたいけど、今は口にできないし…!



ちらっとクラウスに目を向け、助けを求めたが、彼はにこっと笑顔でこの状況を楽しんでいるみたいだ。



この悪魔…っ!




「なに黙ってるわけ?バカにしてるの?」




そんなわけない!
私は否定を示す為に、ぶんぶんと頭を横に振る。



しかし、彼女の表情は怒りで満ちていた。



なんで!?