捕えられた吸血鬼







「クラウス!会いたかった!」




ノーマンの言葉をスルーし、コーネリアはクラウスに上目遣いで見つめる。




しかし、クラウスは笑顔でコーネリアの腕を解く。




「コーネリアこそ、どうしたの?今は勤務中じゃないの?」




「だって…会議室の外から、クラウスの姿が見えたんだもの」




コーネリアはぷくぅっと頬を膨らませ、拗ね始める。




「この会議室…防音なのはいいけど、外からは丸見えだもんね」




ボソッとノーマンが呟くと、コーネリアから黙ってと八つ当たりされる。



そんなコーネリアにノーマンは苦笑いするけど…



何だかノーマンが可哀想になる。
ノーマンは…優しいのに…




そう思っていると、コーネリアは私の存在に気づいたのか、目を見開かせていた。