捕えられた吸血鬼






「…で、それはヴァンパイアが関係してんの?」



クラウスの言葉にびくっと反応してしまう。


また…吸血鬼が関わってる…?



それに、吸血鬼は国境の向こう側にもいるの…?




「まだ詳しいことはわからない。…でも、その可能性は大きいよ」




元々俺たちが行くことになったのは、向こう側で不審な動きがある為。とノーマンは言う。



つまり、クラウスたち吸血鬼討伐隊が動くということは、その不審な動きは吸血鬼が関係してるかもしれない…



そういうことなのかな…?



「もし、ヴァンパイアに関係してるなら、その息子…生きてないね」



「ちょ…っ!縁起ないこと言うなよ!」



「だって、事実じゃん。今まで生きていた人間なんていた?」




「それは…」



「まぁ、それは来週わかることだけど」




クラウスはお茶を飲み干した後、コップを机の上に置く。