捕えられた吸血鬼






ガハハと笑うブライアンさん。



……でも、私はそれどころじゃない。



私はちょっと控えめにクラウスを呼ぶ。



「なに?」



「…今更だけど…私、行っても…大丈夫、なの?」



「はぁ?何言ってんの?」




「だ、だって…コーネリアさんって…クラウスの恋人…でしょ?」



そう問いかけると、シーンと静寂が訪れる。



その静寂を破ったのは、ブライアンさんだった。



「え、なに?お前らそういう関係だったの?」



ガハハと腹を抱えて爆笑するブライアンさん。


なんで…笑ってるの?



ワケがわからなくて、クラウスの方に振り向く。



…のが、いけなかった。



「…ねぇ、アメリア」



にっこりと笑うクラウス。
しかし、目なんて笑ってない。



ブライアンさんもクラウスの反応を見て、笑うのを止めた。



それどころか、ブライアンさんは目を合わせないようにそっぽ向く。



ちょっと、ブライアンさん!
助けて!