クラウスとブライアンさんが約束を交わした後、ブライアンさんはまた机の引き出しを開け、違う色のカプセルが入った袋を取り出す。
「後はこれだな。発作を抑える薬」
「え?」
発作…つまり“渇き”を抑える薬…?
そんな物まであるの!?
警察本拠地って…吸血鬼に関してのサポートが沢山ある…
…じゃあ、なんで…吸血鬼討伐隊があるんだろう…
「発作を抑える…っていうけど、でもほんの一時だけ。その場凌ぎ程度だよ」
…と、クラウスが説明してくれる。
ほんの一時でも有難い薬…
でも…人間であるクラウスだけど…かなり詳しくない?
「なんでクラウス…そんなに詳しいの?」
「そりゃ、ハンターだし。長年勤めてたら、嫌でも詳しくなるよ」
そんなものなんだ…
じゃあ、ノーマンも詳しいのかな?
でも、ノーマンに聞くと、私が吸血鬼だってバレちゃいそうだから…聞けないけど。


