捕えられた吸血鬼





少し通路を歩いた先に、大きな扉がある。


クラウスは機械に何かをして、扉が開いた。



中に入れば、白い服を羽織っている人が何人かいて、広い空間に色んな機械など沢山置いてある。




「ブライアンさん、来ましたよ」



クラウスはある一人の男性の元へ行く。


クラウスが…敬語…



「おークラウス。なんだ、まだ何日かあるんだろう」


「俺じゃなくてこの子」


クラウスは人差し指を唇にあて、反対の指で私を指す。



「あー、こいつか。さっき通信機に書いてあった」



「そうです」



さっき通信機って…家で通信機を弄っていた時のこと?


あれって…この人に連絡を取っていたんだ。



「ふーん…これが純血ねぇ…」


じろじろと私を見る男性。


なんで…純血って…



「俺が教えたの。ブライアンさんは信用できる人だし」



また口に出していたのか、クラウスが私の疑問に答えてくれた。