捕えられた吸血鬼







「……やっぱりアメリアってバカだよね。もういいや」




「え…」



もういいや…って何が?


それって…連れていってくれないという意味?


それはやだ…!



「クラウスー…」



「早くご飯食べて、支度して。五分で」



「へ…?」



もっとおねだり頑張るから。とクラウスに言おうとしたその前に、クラウスから言葉を発され、マヌケな声が出てしまった。


何て言った?
支度…?五分…?



「それ以上は待たないよ。行きたいなら、早くして」



「え、でも…出張って…来週からじゃ…」


「行きたくないなら、そのままで居ればいいよ」



クラウスは言うだけ言って、リビングから出て行ってしまった。



ちょっと…!
肝心なところ聞いてないよ!


しかし、置いていかれるのは嫌なので、急いで残っていたご飯を食べて、部屋で服を着替える。


その後にクラウスが部屋にやってくる。