捕えられた吸血鬼






クラウスはその通信機を操作し、私はその様子を見る。



すると、クラウスは通信機から私に視線を移す。




「なに?するなら早くしてくれない?時間が勿体無いんだけど」




「う…うん…!」




急かすクラウスに私は返事をし、一旦深呼吸をする。




大丈夫。
今回は上手くいく。
だって…ちゃんと学んだもの。



私は両手を前に組み、上目遣いで首を傾げる。



「クラウス…私も連れって」




じーっとクラウスを見つめ、クラウスが頷くのを待つ。




どうだっ!
前よりは上手くなったでしょ?


前はお手本がなかったから失敗したけど、でも今回はちゃんと勉強したんだよ!