捕えられた吸血鬼








「…っていうかさ、なんでいつもノーマンに頼るわけ?」



「え?」



クラウスの声掛けに私は顔をあげ、クラウスを見る。




そう…?
そんなにノーマンに頼っている気がしないけど…



ああ、でも…クラウスがいない時は結構頼っているかも…




「アメリアのご主人様は誰だっけ?ノーマンじゃないよね?」



「ノーマン…じゃないけど…」




かと言って…クラウスとも言いたくない。

クラウスはニコニコした笑顔で私に向ける。



だからその笑顔が怖い…っ!
それに、笑顔見るなら黒い方じゃなくて白い方がいい!



そういう意味を込めて、私はクラウスに目で訴える。



しかし、それが通用しないのがクラウス。